気付いたら10年以上履き続けている靴があった。
レッドウイング アイリッシュセッター。
僕は物持ちが良いほうだけど、靴を10年以上履き続けているのはレッドウイングだけだ。
そもそもレッドウイングとは?
レッドウィング (Red Wing) は、アメリカミネソタ州発祥のブーツメーカー。
1905年、アメリカミネソタ州のレッドウィングという街で、チャールズ・ベックマンが14人の仲間と共に「Red Wing Shoe Company」という名の小さな工場を設立。現在でも、アメリカ国内での生産にこだわり、本格的な作りに相反した控えめの値段設定などの条件が重なり、世界中のワークブーツを代表するブランドへと成長した。現在では、赤い羽根がロゴマークとして用いられている。日本では、レッドウィングジャパン (Red Wing Japan) が輸入や企画・生産などを執り行っており、アメリカのレッドウィング社とは型番やモデルが違うものとなっている。
ワークブーツ以外もあるんだけど、僕が10年以上使っているのはワークブーツ。
100年以上前、肉体労働者が履くために作られたので、作りも凄く頑丈。
僕がレッドウイングを買ったきっかけ
僕が中高生の時、世間では(僕の周りは特に)古着ブームだった。
僕もお金が無いなりにオシャレをしたいと考え、原宿や渋谷の古着屋に出かけては、
今考えると恥ずかしいようなボロボロのジーンズや伸び切ったTシャツを購入していた。
古着屋の中でも特に安く揃えられるのがアメカジファッションだった。
僕達、中高生はオシャレをする上で消去法でしょうがなく、古着アメカジファッションを選択し、愛すようになり、アメカジ上級者をお手本にするようになった。
そんなオシャレ上級者の先輩方が着用しているアイテムで、僕が虜になったのが、レッドウイングだった。
高校に通いながら必死でバイトして資金を貯め、やっとの思いで変えたのが、RED WING 8875 だった。(当時25000円くらいしたような)
むしろこれを買いたくてバイトを頑張れた。
それだけ男を魅了するアイテム。それがレッドウイング。
レッドウイングの魅力
1.なにより丈夫。
10年以上もの間、週に1度以上は必ず履いているにも関わらず、穴やほつれも
無く、もちろん水漏れも無い。自分にとっての高級ブーツだからといって気を
使うわけでもなかったのに。
2.足が疲れにくい
ビブラムソールはグリップ力が高く、滑りづらい。そしてクッション性も高いので
疲れづらい。標準装備のこのソールもレッドウイングの魅力の1つになっている。
3.ソールの張替えができる
これも大きな魅力の1つ。僕にとってはソールを張り替えられる靴は
レッドウイングが初めてだった為、知った時は購入欲が更に高まったのは言うまで
もない。全国各地にレッドウイングの純正ソール、汎用ソールの張替えを行って
くれる靴屋があるので、そこで頼めば2週間ほどで張替えをしてもらえる。
4.一生履ける
丈夫に出来ている。履きやすくて疲れづらい。ソールが減ったら張替えができる。
かっこ良くて飽きないデザイン。これだけの魅力があったら、誰だって一生
履きたくなるし、その欲望に応え続けてくれるのがレッドウイングだ。
検索エンジンで「レッドウイング 経年劣化」と検索したら膨大な量のレッド
ウイング自慢写真が出て来る事からもわかるように、1度レッドウイングを
履き始めたら、一生履き続けてしまうのだ。
僕とレッドウイング
10年の間に875も買い足して、今ではこっちのほうが頻繁に履いている。
履いた日の夜、ブラッシングをしたり、乾燥してきたらミンクオイルを塗り込んだりして、一生履けるように自分も努力する事で、僕とレッドウイングの絆はどんどん深まっていく。
"良い物は大事に使えばずっと使える"
"すぐに買い換えずに大事に使わなくてはならない"
という考え方を教えてくれたのは、Red Wingだった。
ブーツを買いたいけど、10万クラスのブーツは手が出せないという方は、
ぜひ1度レッドウイングを履いてみてほしい。