10年弱(多少フェイク入ってますが)勤めた会社を辞めました。
理由は下記の通りです。
1.時間外労働が長かった
入社してからずっと思っていましたが、前職は時間外労働が凄く多かったです。
業界全体で「そういうもの」っていう感じになっていましたが、
世の中が働き方改革を勧めているなかでも、全然変わる気配がありませんでした。
それこそ労働基準監督署が抜き打ちできたら、確実にアウトでした。
東証一部上場企業で、全国に事業所を構えている会社でしたし、業種的に時間外労働が多くなりがちなのはしょうが無いと思いますが、変えようという考えを上層部が持っていないというところに将来性を感じられない為、退職を考えました。
一度、身体を壊した事がある私からすると、やはり休養が少ないのは確実に人間の心身を蝕みます。間違いない。
2.休日出勤の回数が多かった
これも時間外労働を変わらないと思いますが、「出勤することが決まっている日に遅くまで仕事をする」のと、「本来は休日なのに出勤しなければいけない」というのは私にとっては大きく違いました。
業種の問題でもあると思いますが、せめて代休制度をしっかり整備する等の対応くらいはしてほしいと感じました。
世の中、本当に人手不足なのもわかっておりますが、そんな世の中であっても、しっかりを人手を用意できている魅力的な企業もあると思い、転職を考えました。
3.評価が賃金に反映されていなかった
自慢ではありませんが、前職ではかなり評価されていました。
1000人以上の従業員を抱える企業でしたが、役職者でもない私は社内では有名で、将来的には役員まで出世すると言われておりました。
実際に業務としても管理職と変わらない事をしており、管理職と同じような裁量を持たされておりました。
それでも年功の問題であと数年は給与には反映しないとの事でした。
収支や他の社員に対しての責任を持たされているにも関わらず、給与が上がらない。むしろ自分よりも給与の高い先輩が責任のない仕事をしている。
そんな状況にかなり不満がありました。
給与が上がらないのであれば、責任の少ない立場にしてほしいと頼みましたが、
期待している、お前は若いけど仕事ができるからしょうがないと言われました。
4.先輩社員を尊敬できなかった。
これが1番大きな理由かもしれません。
先日、関ジャニ∞の渋谷すばるさんがジャニーズ退社についての記者会見で似たような事を言ってました。
「事務所に尊敬できて、なりたいと思える先輩がいたら辞めてません」
まさに同じような事を思っていました。
ずっと今の仕事を続けて、役員になっても、今いる役員とそんなに変わらないレベルの人間にしかなれない。このレベルでも管理職になれる会社なんだ。
凄く高飛車で偉そうな事を考えているのは、承知しておりましたが、
私にとって、上司を尊敬しようと思っても、どうしてもできませんでした。
もちろん、人として好きとか、こういう場面では敵わない、という人はいたかもしれませんが、
「こういう社会人になりたい」と思えるような先輩、上司はいなかったのです。
以上のような理由で、10年近く働いた会社を辞めました。
もちろん、転職先をしっかりと決めてからの退社でした。
5月から新しい会社で働き始めました。
まだ数回しか出勤していないので、今度の会社では上記のような事を思わないという保証はありません。